子宮筋腫の手術体験を掲載しているサイトです。 このページは、
開腹手術に比べて早期の歩行や社会復帰が可能となる腹腔鏡下手術について。
そして気になる入院費用の高額医療費の限度額適用認定手続きについてです。
子宮筋腫 内視鏡・腹腔鏡下手術の方法
通常、お臍のすぐ上に10mmほど切開して、筒(トロカー)をお腹の中に入れ、
そのお腹を膨らませるために二酸化炭素ガス(CO2)ガスを入れる処置(気腹)をします。
その筒の中に腹腔鏡(特殊小型カメラ)を入れ、光で照らされたお腹の中の状態をモニターテレビに映します。
下腹部に5mm〜10mm程度の切開で、手術操作のための鉗子用の筒を入れます。
モニターを見ながら、数種類の鉗子を使いお腹の中で切ったり縫ったりの
手術を行います。
腹腔鏡下手術は、傷が小さくてすむので、その分開腹手術に比べて
痛みが少ないというメリットがあります。さらに臓器間の癒着が少ないこともあげられます。
このことから早期の歩行も可能で、早い社会復帰も可能となります。
妻の場合は卵巣のところの影が気になるとMRIのときにいわれてましたが、これも
腫瘍ではなく小さな筋腫であることがわかり、切除してもらいました。
手術後、主治医の先生が切り取った筋腫を見せてくれました。
9cmの大きな筋腫だったので、中で切り刻んで吸い出したようで、かなりの量
に驚きました。また小さく映っているのが、卵巣の影に隠れてできていた筋腫です。
全身麻酔について
意識がある状態で気腹(CO2ガスでお腹を膨らませる)をすると、
横隔膜が圧迫されて息苦しいので、全身麻酔をします。
気管内にチューブを入れるかラリンゴマスク法で、人工呼吸器で
呼吸管理をします。安全に手術が出来るよう、気腹のほうも自動気腹装置で
腹腔内を一定に調節します。
家族を交えての主治医の説明の際に、この麻酔についても説明がありました。
患者さんの状態や手術の種類にもよりますが、麻酔自体による術中心停止の
危険性は20000分の1程度、さらに麻酔による死亡率は10万人にひとりということです。
輸血について
子宮筋腫の腹腔鏡下手術において、輸血というのはほとんどないそうですが、
状態によって自己輸血が必要なときがあるので、入院前に400ccの採血をしました。
輸血療法は、血液中の赤血球は血小板、血漿淡白などの量が不足したり、
機能が低下している時にその成分を目的とした補充療法だそうです。
説明時には輸血の必要がある場合において、輸血を受けなかったときの危険性や、
その副作用の可能性などについて説明を受けました。
また、院内での感染を防ぐために感染症の血液検査に対しての説明と
同意書を渡されました。
生命保険などに加入されている方は、必ず高額医療費還付の
手続きをしましょう。
まず、医師に診断書を書いてもらい生命保険会社に郵送します。
私の妻は県民共済に加入していましたが、他の生命保険会社でも
同じようにするそうです。※注意:これは入院までに手続きしないといけないので
忘れないように何ヶ月か前から早めにするようにしましょう。
そうすると生命保険会社から手続き用の書類が届くので、
入院の日に病院に持参してください。
その後、【退院の日までに】ご家族の方などが市役所にて
限度額適用認定証の手続きをすることによって(印鑑が必要です)、
認定証をもらえるので、それを持って、入院している病院にて手続きを済ませれば、
高額医療費の還付ができます。
高額医療費というのは以前は、一旦病院にて支払いを済ませ、その後還付を受ける制度でした。
それを一旦支払わずに、最初から一定額以上は支払わないで済むようにするのが
限度額適用認定証です。退院の日の清算時にこれが適用されるので、
大きなお金を用意することもなく支払えばいいので、とても助かりました。
前年度と前々年度の収入額により、低所得、通常所得、高額所得と適用を受けられる金額
というのが3段階に分かれています。食事代なども変わってきますので、特に
低所得の方は、絶対に認定証の申請を忘れないでください。
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